2004年 7月10〜11日 軽量化ですか?

 

ということで、サンルーフの取り外しにかかりました。とは言っても、簡単にいきません。けっこう面倒でした。また、リヤ周りを取ったことによって、室内の温度はもう、暑いのなんのって。剥き出しにしている方たち! やっぱ、男(ポル乗り)は「がまん」しかないですかねー? 私は軟弱なので、当初からカーペットを敷く予定でしたが、その下に少しだけ断熱材も入れようと思っています。

 


 サンルーフ(箱状になっています)を外しにかかります。

 とにかくスポット溶接、半自動溶接など溶接箇所が多くて大変です。

 結局エアソーでカットします。

 リヤ側のステーも削除します。

 なんとかサンルーフ部分が取れました。あれ、お坊さんの頭が見えます。まぶしくて写真は2枚目を採用(笑)。

 サンルーフ部分がはずれ、剥き出しになった天井部分。真ん中に補強が入ってました。また、後部にアンテナの穴(私が空けたのとは別に)を埋めた後がありました。何がついていて、どうやって外して、埋めたのだろう?(サンルーフがあるので下から手は入らないはずなんです)。不思議。

 もうゴミ置き場に向かうサンルーフ部分。重量は16kgありました。

 テツさんにいただいていたカーボン・ケブラのルーフです。屋根の形にぴったりとなっています。かっこいいんですが...。

 が、作業、剛性など諸々考えた結果、サンルーフの穴部分のみカーボン・ケブラを使用することにしました。

 サンルーフ部分の形に5cmほど大きくカーボン・ケブラをカットします。切り粉で超チクチクします。

 なんとか形になりました。

 とここまでやったところ、パネルの前部にパテを盛る関係上フロントガラスを取り外す必要性が生まれました。

 ポルの場合、ウェザーストリップは再使用は出来ません。また、ラジオアンテナへのコードを取るためにダッシュボード上部を取り外す必要があります。

 これがとても面倒で、2ヶ所のネジがはずれないんです。

 なんとか、窓を外し(いや、ガラス屋さんが外し)、残ったゴムをきれいにしています。

 次に空いた部分の(前部)鉄板を折り返します。これが大変。板金です。

 次は取り付け部分の屋根の塗装を剥ぎ、鉄板を剥き出しにします。これがまあ削りかすだらけになります。ボディを削るのはしのびない気がします。

 カーボン板の位置決めをします。

 

 裏から見るとカーボン・ケブラ地が見えます。かっこいい。

 接着のために(圧着)周りを鉄板ビスで止めます。

 穴だらけの953の屋根(泣)。この後、一度鉄板ビスを取り外します。

 接着面に、接着剤をつけます。フェンダの時とは違う材料で、1H硬化タイプです。

 接着し、圧着のために再びビス止めします。屋根の作業としては、今日(土曜日)のところはとりあえず終了。

 リヤシート周りはいらないステー(シート用など)はすべて削り取ります。

 どうしても穴が空くので、溶接などで塞ぎます。

 その穴部分を塞ぐために、部材を切り出しています。

 私はというと、半分残っているカーボン・ケブラで「カナード」を制作中です。

 翌日固まった接着剤などを屋根に合わせて削ります。

 その後パテを盛ります(月曜日 連絡があったのですが、このパテがいまひとつ接着剤と合わず浮いてしまったようで、やり直すとのことでした)。

 今回は「しの笛」を吹くついでで、N田さんも「CBR600F」で長野までやってきてました。ありがとうございました。しかし、相変わらず酒は強いですな。

 ここが「塗師屋やまと」です。右にチラっと見えるのは、彼のユーノスです。

 土曜日に飲んだ酒はこれです。度数20%以上。

 すごいですよ。普通の新聞紙にくるまってます。限定1000本です。旨口の重いお酒でした。

 少し前に飲んだのが、妹の旦那(と言っても私の高校の同級)から送ってもらった「高清水」。

 味としては、おいしいのだが、前の日に飲んだのが「14代」だったからか、アルコール感が強かった気がします。